通関士試験は難しいのか

通関士とは、当然資格がなければできない仕事です。そのためまずは試験に合格することを目指さなければなりません。ではどれほどの難易度なのでしょうか。実は合格するにはかなりハードルが高い部類に入ります。どれぐらいの難しさなのか、またどれほどの勉強をすればよいのでしょうか。

合格率は、平均して約10%となっており、難易度としては平均的です。ただ、25%近い合格者が出た年もあれば、7%とかなり低くなった年もあり、年度によってかなりばらつきがあることが特徴です。
通関士試験は、1967年から実施されている歴史あるものなのですが、実は2005年までで10%を下回る年はありませんでした。逆に20%を超えた時は10回以上もあります。それが2006年に入ってから様相が変わり、4年連続で10%を下回るなど、難易度が高くなってしまったのです。これは2006年の試験から、問題そのものの難化と、出題数の増加が原因と言われております。

また試験も3科目あり、それぞれ60%以上の正答率が必要となります。よってどの分野もまんべんなく学習しておく必要があるため、その分勉強時間も多く必要とします。一般的に350時間の学習のための時間を必要とするとされており、それだけで合格するための準備がいかに大変なことがわかります。

ただ通関士の試験は、受験資格もなく、受験料も3000円とかなり安い部類に入ります。そのため、あまり準備をせず受けている方が多いことも、合格率が低くなっているとも考えられます。
単純に合格率で判断するのは難しいのですが、とはいえ何も勉強しなくても受けるようなものではありません。
やはり専門的な知識は問われますし、難易度は高いと見てよいのではないでしょうか。